日焼けは紫外線によって生じる皮膚炎です。軽い場合は数日皮膚が紅くなる程度で済みます。しかし、普段あまり外で活動していない人が、無防備で海やプールに行くと、皮膚が真っ赤になり、ヒリヒリしてとても痛く、やけどのように水ぶくれをつくることもあります。
生まれつき紫外線に対して強い人と弱い人がいますので、みんな同じように症状がでるわけではありませんが、油断は禁物です。紫外線の障害は目に見えないところでも起こっています。紫外線は皮膚老化の原因の圧倒的ナンバーワンです。対策をとっておいたほうが良いでしょう。
わずかな紫外線でも皮膚が紅くなり、ときにブツブツができて痒くなる方はいませんか?
これは日焼けではなく、“光線過敏症”や“光接触皮膚炎”の可能性があります。体質の変化、基礎疾患やその治療薬、使用している外用剤や日焼け止めなど、原因は多岐にわたります。ごくまれに遺伝病や特殊なウイルス感染症の場合もあります。
症状に応じた治療や対策を皮膚科専門医と一緒に考えましょう。