円形脱毛症 | 福岡市の皮膚科「桜坂皮ふ科クリニック」

円形脱毛症

突然、髪が抜けているところを見つけてびっくり!!初めて円形脱毛症を経験した方はきっとそうだと思います。また子供のころから脱毛を繰り返している方もおられるでしょう。円形脱毛症は軽傷から重傷まで、子供から大人まで、幅広く発症する可能性のある皮膚病です。

髪の毛は毎日細胞が生まれ変わり1日0.3mmほど、1年で10cm以上伸びます。1本の髪の毛の寿命は2~6年、その後自然に抜けて、3~4か月休んだ後に再び伸び始めます。これをヘアサイクルと呼びます。

このヘアサイクルに少しでも”不具合”を生じると髪の毛を維持することが出来なくなります。その”不具合”の一つが、髪の毛の周り(毛包)に起こる“炎症”で、これが円形脱毛症の原因と考えられています。元来毛包は“炎症”が起きにくい仕組みがあるのですが、その仕組みには遺伝による個人差があるようです。つまり、円形脱毛症になりやすい人、そうでない人がいらっしゃいます。
また、円形脱毛症はアトピー性皮膚炎や甲状腺疾患などとも関連性があることもわかっています。

まだまだ課題の多い疾患ではありますので、円形脱毛症でお悩みの方のご相談にのることが出来れば幸いです。

円形脱毛症へのアプローチ

問診と診察

円形脱毛症には特徴的な症状がありますが、脱毛を起こす病気は他にもあるため、きちんと診断をつける必要があります。まず、お話をお聞きし、必要に応じて検査を行うことがあります。

治療

軽症の場合は何もしなくても治ることがよくありますので、経過観察のみ、あるいはステロイドの外用、セファランチンやグリチロンなどの内服などを行うこともあります。症状が治りにくい、多発する場合などはステロイド局所注射が有効です。紫外線療法、とくに当院ではエキシマランプによる光線治療(ナローバンドUVB)を行っています。
重症の場合は、大学病院等の基幹病院と連携して特殊な内服治療(JAK阻害剤)をご案内することもあります。